大川泰一郎教授らが研究する「アイガモロボ」が「2024年農業技術10大ニュース」に選ばれました
2024年12月23日
農学研究院生物生産科学部門 大川泰一郎教授らが研究する「アイガモロボ」が「2024年農業技術10大ニュース※」のTOPIC2に選ばれました。
「アイガモロボ」は、農学部生物生産学科の大川泰一郎研究室と農工大発ベンチャー 株式会社NEWGREEN、農研機構、井関農機株式会社で共同研究を行っている、水田用自動抑草ロボットです。泥を巻き上げることで生じた濁りが雑草の光合成を阻害して生育を抑制します。全国各地で2年間行った実証試験で、人が機械を使って行う除草の回数は従来の有機栽培と比べて約6割減少すること、雑草による減収が回避されて収量が約1割増加することが確認され、省力的な機械除草が有機栽培の拡大に貢献したと認められました。
※農業技術10大ニュース:この1年間に新聞記事となった民間企業、大学、公立試験研究機関及び国立研究開発法人の農林水産研究成果のうち、内容が優れており、社会的関心も高いと考えられる成果10課題を農業技術クラブ(農業関係専門紙?誌など30社加盟)の加盟会員による投票を得て選定されるもの。
関連リンク(別ウィンドウで開きます)
- 2024年農業技術10大ニュース
- (2024年12月1日 プレスリリース)水田用自動抑草ロボット「アイガモロボ」の抑草効果を実証-水稲有機栽培の省力的雑草防除技術として期待-
- 新万博体育_万博体育官网-【官方授权牌照】 大川泰一郎教授 研究者プロフィール
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- 大川泰一郎教授が所属する 新万博体育_万博体育官网-【官方授权牌照】農学部生物生産学科